MT8 製品概要

 
 

Pシリーズ 製品概要

P100

最大流量: 102.1 LPHs
最大圧力: 10.3 MPa(メタリックヘッド)
2.4 MPa(樹脂ヘッド)

P200

最大流量: 255.4 LPH
最大圧力: 6.9 MPa(メタリックヘッド)
2.4 MPa(樹脂ヘッド)

P400

最大流量: 765.9 LPH
} 最大圧力: 6.9 MPa(メタリックヘッド)
2.4 MPa(樹脂ヘッド)

P600

最大流量: 2808 LPH
最大圧力: 6.9 MPa(メタリックヘッド)
2.4 MPa(樹脂ヘッド)

Hydra-CellR定量ポンプ/薬注シリーズ デザイン特性

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長い間、定量・薬注ポンプに関する技術は大きく変わっておりません。
その結果、既存の定量・薬注ポンプはユーザーの使用において多くの限界があり、より多くの付帯費用が発生しています。
ハイドラセルは既存の定量・薬注ポンプとは異なります。
ハイドラセルメタリングソリューションポンプはAPI675の性能基準に準拠する低脈動とリニア特性により様々なメリットをお客様へご提供可能です。
最先端の技術を導入することで、ハイドラセルPシリーズ定量・薬注ポンプは正確かつ安定した液体供給を可能とする一方、優れた正確性、反復性、リニア特性を有しています。
定量薬注におけるこの大きなメリットは、これまでのストローク調整に代わり電子制御で流量をコントロールすることで可能となります。
油圧ピストン式定量・薬注ポンプで定量性を確保するためには、駆動側のオイル量のコントロールが非常に重要となります。
既存の定量・薬注ポンプの多くは、プランジャーから流出するオイルの補充をバキューム検知もしくは機械作動式で行いますが、ストローク毎のオイル補充は行われません。
一方ハイドラセルポンプは各ピストンにオイル補充用のバルブが搭載され、ダイヤフラムのストローク毎に最適なオイル量が確保されることで、API675で規定される正確性を上回る、優れた定量性を維持することが可能となります。
さらに、ハイドラセルポンプの最先端のデザイン特性により、既存の定量・薬注ポンプに比べ、導入費用を大きく削減することが可能です。
また、シンプル且つ洗練された設計により、メンテナンスおよび交換部品費用を小さく抑えることも可能です。
頑丈な構造と長期間の使用に耐えうる耐久性により、ハイドラセルメタリングソリューションポンプは、使用する限り経済的メリットをお客様へ提供し続けます。
より低コストで優れたパフォーマンスを手に入れるために、既存の定量・薬注ポンプの代わりにハイドラセルをご検討下さい。
正確な定量・薬注用途にハイドラセルは最適な選択となります。

定量・薬注 シリーズ性能表

定量・薬注 シリーズ グラフ

海水淡水化(RO)向け高圧ポンプ

海水淡水化(RO)向け高圧ポンプでの使用実績が40年を超えるハイドラセルポンプは、国内大手水処理メーカー様のRO装置に多数採用いただいており、メーカーのある米国では潜水艦の生活水用RO装置にも採用され、この用途で最も大きな成功の1つをおさめています。 シールレス設計により、海水だけでなく、工場廃液、有機溶剤、ケミカルなど様々な液をトラブル無く高圧で連続安定送液することが可能であり、3連または5連式による低脈動により膜への負担も軽減が可能です。

事例集ダウンロード(外部サイト:イプロス)
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ケミカル・石油プロセス向け高圧ポンプ

ハイドラセルポンプは、腐食液、高温液、研磨液、高粘度液、非潤滑液、再生水およびスラッジ・粉体を含有するスラリー液など幅広い用途で効率的に送液する性能を、主要グローバル企業多数を含む業界で40 年以上実証してきております。 ハイドラセルの多連ダイアフラム、シールレス設計は最も摩耗性の高い液体に対しても100%リークフリーを可能とし、実質的なパルスフリー定量連続運転を可能とします。

事例集ダウンロード(外部サイト:イプロス)
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低脈動による精密定量/薬注

同条件で運転した従来の定量ポンプと比較し、ハイドラセルメタリングソリューションポンプはほぼ脈動の無いスムーズな送液が可能です。 この特性により、脈動が許されないノズル噴霧のようなより精密な用途のおいて、より安全かつ安価な定量・薬注システムの設計が可能となります。

脈動 グラフ

低脈動によるオペレーションの向上

従来の定量・薬注ポンプから発生する脈動やサージ圧は装置内で大きな負荷を発生させ、ポンプに消耗や破損を引き起こします。
ハイドラセルは(P100型をのぞき)多連ダイヤフラム式のため脈動はほぼ皆無です。

  • 配管への負荷を軽減
  • 運転時の安全性の向上
  • メンテナンスの最小化
  • 吸込配管の摩擦抵抗および加速抵抗の低減
  • アキュムレーター不要
  • 安定したフローによる精密定量薬注
  • システムのイニシャルコストの低減
低脈動ポンプ

精密かつ信頼性の高い電気式流量制御

電気式流量制御

機械式ストローク調整機構を持つ従来の定量・薬注ポンプとは異なり、ハイドラセルPシリーズ定量・薬注ポンプはインバータ制御による流量制御を行うことで、 制御可能な全領域において、より精密な定量薬注が可能となります。
この特性はオペレーターのエラー、精度の低い送液、動作不良、外部リークのリスクも低減します。

  • 機械式に比べ信頼性の高い電気制御
  • 制御可能な全領域において、流量vs回転数の相関がリニア
  • 1ストロークあたりの送液量が安定
  • 希望する流量のキャリブレーションが容易
  • ACモーターによる流量変更時の高いレスポンス性(0~最高流量まで0.3秒)

豊富な部品材質

従来の定量・薬注ポンプは、接液材質が、運転中のストレスや低い耐熱性能から高頻度のメンテナンスとランニングコストが発生するPTFE材のみのポンプもありますが、 ハイドラセルメタリングポンプは、様々な材質(FKM、Buna-N、EPDM、ネオプレン、アフラス、PTFE)の選択が可能なため、様々なプロセス用途にてご使用いただけます。
(※一部機種ではカルレッツ、ハステロイC、PVDF等の特殊材質にも対応)

豊富な部品材質

独特な構造によるメリット

独特な構造によるメリット
  • 従来品と比べ、小型設計のため導入費用削減と省スペース化が可能。
  • 各型式にて幅広い流量制御が可能なため、流量変更時に駆動部品を変更する必要無し。
  • 極めてシンプルな構造により、仕様変更時に従来の定量・薬注ポンプで必要な高額な部品変更作業を軽減可能。
  • 各ピストン内に組み込まれるチャッキが運転中の作動油のバランスを完璧に制御することで連続精密定量薬注が可能。
  • 交換部品と作業コストの低減が可能。
  • 別体式ギヤボックスにより仕様変更時の作業が容易。
  • 多連ダイヤフラムにより、複数液のミキシング比率を柔軟かつ安価な方法で変更可能

ハイドラセル メタリングシリーズはAPI675の性能基準を上回ります

1994年、米国石油協会(API)は、コントロールバルブ及び容積式ポンプの性能特性を規定するために675スタンダードを採用しました。
2010年および2012年に改訂されたものの、API675は基本的にはストローク調整を機械式に行うメタリングポンプを規定しています。
ハイドラセルメタリングソリューションは、精度向上を目的に電機式に流量を調整し、 脈動低減を目的として多連式ダイヤフラムを採用することでAPI675の性能基準を上回ります。
また、各ピストン内に組み込まれるチャッキが運転中の作動油のバランスを完璧に制御することで 継続的な精度とより高い信頼性を保証します。
高精度定量薬注、インジェクション、ミキシング用途において、 ハイドラセルポンプは現在お使いの定量・薬注ポンプの最も経済的な代替案となります。

定量薬注 グラフ

相関 グラフ

再現性 グラフ

テストデータ

ポンプ型式 P300MRGSS010S
減速機 10:1
圧力 10MPa
作動油 10W-30 ハイドラオイル
周囲温度 21.9℃
液体 水 @22.2℃
吸込楊程 0.3 ? 0.91m (正圧)
モーター仕様 240 ? 2400prm (0.75kW)