MT8
圧力: 24.1 MPa
長い間、定量・薬注ポンプに関する技術は大きく変わっておりません。
その結果、既存の定量・薬注ポンプはユーザーの使用において多くの限界があり、より多くの付帯費用が発生しています。
ハイドラセルは既存の定量・薬注ポンプとは異なります。
ハイドラセルメタリングソリューションポンプはAPI675の性能基準に準拠する低脈動とリニア特性により様々なメリットをお客様へご提供可能です。
最先端の技術を導入することで、ハイドラセルPシリーズ定量・薬注ポンプは正確かつ安定した液体供給を可能とする一方、優れた正確性、反復性、リニア特性を有しています。
定量薬注におけるこの大きなメリットは、これまでのストローク調整に代わり電子制御で流量をコントロールすることで可能となります。
油圧ピストン式定量・薬注ポンプで定量性を確保するためには、駆動側のオイル量のコントロールが非常に重要となります。
既存の定量・薬注ポンプの多くは、プランジャーから流出するオイルの補充をバキューム検知もしくは機械作動式で行いますが、ストローク毎のオイル補充は行われません。
一方ハイドラセルポンプは各ピストンにオイル補充用のバルブが搭載され、ダイヤフラムのストローク毎に最適なオイル量が確保されることで、API675で規定される正確性を上回る、優れた定量性を維持することが可能となります。
さらに、ハイドラセルポンプの最先端のデザイン特性により、既存の定量・薬注ポンプに比べ、導入費用を大きく削減することが可能です。
また、シンプル且つ洗練された設計により、メンテナンスおよび交換部品費用を小さく抑えることも可能です。
頑丈な構造と長期間の使用に耐えうる耐久性により、ハイドラセルメタリングソリューションポンプは、使用する限り経済的メリットをお客様へ提供し続けます。
より低コストで優れたパフォーマンスを手に入れるために、既存の定量・薬注ポンプの代わりにハイドラセルをご検討下さい。
正確な定量・薬注用途にハイドラセルは最適な選択となります。
同条件で運転した従来の定量ポンプと比較し、ハイドラセルメタリングソリューションポンプはほぼ脈動の無いスムーズな送液が可能です。 この特性により、脈動が許されないノズル噴霧のようなより精密な用途のおいて、より安全かつ安価な定量・薬注システムの設計が可能となります。
従来の定量・薬注ポンプから発生する脈動やサージ圧は装置内で大きな負荷を発生させ、ポンプに消耗や破損を引き起こします。
ハイドラセルは(P100型をのぞき)多連ダイヤフラム式のため脈動はほぼ皆無です。
機械式ストローク調整機構を持つ従来の定量・薬注ポンプとは異なり、ハイドラセルPシリーズ定量・薬注ポンプはインバータ制御による流量制御を行うことで、
制御可能な全領域において、より精密な定量薬注が可能となります。
この特性はオペレーターのエラー、精度の低い送液、動作不良、外部リークのリスクも低減します。
従来の定量・薬注ポンプは、接液材質が、運転中のストレスや低い耐熱性能から高頻度のメンテナンスとランニングコストが発生するPTFE材のみのポンプもありますが、
ハイドラセルメタリングポンプは、様々な材質(FKM、Buna-N、EPDM、ネオプレン、アフラス、PTFE)の選択が可能なため、様々なプロセス用途にてご使用いただけます。
(※一部機種ではカルレッツ、ハステロイC、PVDF等の特殊材質にも対応)
1994年、米国石油協会(API)は、コントロールバルブ及び容積式ポンプの性能特性を規定するために675スタンダードを採用しました。
2010年および2012年に改訂されたものの、API675は基本的にはストローク調整を機械式に行うメタリングポンプを規定しています。
ハイドラセルメタリングソリューションは、精度向上を目的に電機式に流量を調整し、
脈動低減を目的として多連式ダイヤフラムを採用することでAPI675の性能基準を上回ります。
また、各ピストン内に組み込まれるチャッキが運転中の作動油のバランスを完璧に制御することで
継続的な精度とより高い信頼性を保証します。
高精度定量薬注、インジェクション、ミキシング用途において、
ハイドラセルポンプは現在お使いの定量・薬注ポンプの最も経済的な代替案となります。
ポンプ型式 | P300MRGSS010S |
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減速機 | 10:1 |
圧力 | 10MPa |
作動油 | 10W-30 ハイドラオイル |
周囲温度 | 21.9℃ |
液体 | 水 @22.2℃ |
吸込楊程 | 0.3 ? 0.91m (正圧) |
モーター仕様 | 240 ? 2400prm (0.75kW) |